2020年4月から小中学校で検査機器導入か?

近年、スマートフォンやタブレットの普及により、たびたび子どもの視力低下が話題になります。

子どもの視力検査というと、皆様が真っ先に想像するのは「C」のマークがたくさん描かれた表ではないでしょうか。この「C」のマークをランドルト環と言います。
学校で行われる視力検査では、このランドルト環の切れ目の方向を答えます。

しかし、この視力検査のみでは、目の状態のすべてを把握することはできません。
視力不良の原因が、近視なのか、遠視なのか、乱視なのか、目の奥の疾患なのか・・・
原因により、対応が変わってきます。

そこで、新たに検査機器を覗き込んで目の状態を測定する検査を学校健診に導入予定とのことです。
この検査では、屈折値(近視、遠視、乱視等)や眼軸長(目の表面から目の奥の網膜までの長さ)などを調べることができます。

文部科学省による2019年度の調査では、裸眼視力「1.0未満」の小学生は34.57%、中学生は57.47%、高校生は67.64%で、小中高とも過去最高の割合とのことです。

近視の進行を加速させる要因であるスマートフォンやタブレットとの関係を見直すことも重要ですが、目の状態を把握して対応していくことも重要です。

学校健診は非常に大切ですが、それだけではわからないことはたくさんあります。
気になる点がありましたら、まずは眼科を受診してみてはいかがでしょうか。

オルソケラトロジーも近年かなり普及してきていますので、一度ご相談するのも良いかもしれません。

2020年4月から一部地域の学生を対象とし、来年度以降は全国へ実施拡大の可能性もあるそうです。

 

(2020.6.29 公開)