近視を誘発する環境要因とは?

 

近年、子どもの視力低下が様々なメディアに取り上げられています。
世界的に見ると特に東アジア圏の近視人口の増加は著しいです。

近視人口増加の要因として、「遺伝的要因」と「環境要因」があげられます。
環境要因の中でもパソコンやタブレット、スマートフォンの普及によって近業の時間が増え、近くを見続けることによる近視化が懸念されています。

日常生活の中で意識することで近視進行に有効な対処法としては、下記方法が考えられます。

●正しい姿勢によって目と物の距離を30cm以上に保つ。
 →目と物の距離を近づけすぎると近視が2.5倍増えると言われています。

●目の疲労軽減のため、パソコンやタブレット、スマートフォンの画面を連続して20分見たら休憩する。
 →20-20-20ルールを徹底することで、眼精疲労を軽減し、近視の進行を抑制すると言われています。
  ※20-20-20ルールとは:アメリカ眼科学会で推奨されているルールで、「20分間継続して近業を行ったら、20フィート(約6m)以上離れたものを、20秒間見る」という内容です。

●屋外活動の時間を1日40分以上確保する。(可能であれば1日2時間以上が理想)
 →太陽光に含まれるバイオレットライトの波長がEGR1遺伝子を活性化させると言われています。
  ※EGR1遺伝子:最近の研究で近視の進行を抑制すると言われています。

 

また、点眼やオルソケラトロジーなどによって近視の進行を抑制する方法もあります。
 →様々な近視進行抑制方法についてコチラからご覧ください!

「オルソケラトロジーで近視の進行を抑えるしくみ」についてはコチラ

 

無料で近視の進行予測ができる海外サイトをご紹介いたしますので、ご興味がありましたらお試しください。

 →Global Myopia Centre:Myopia Calculator

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◆◆◆オルソケラトロジーのお取り扱い眼科一覧◆◆◆

近年、近視の人口は非常に増えております。最近では、「眼科ドック」を行っている眼科も多数ありますので、一度検査してもらうと良いかもしれません。

 

(2021.11.29 更新)