赤ちゃんの目~症状編~
赤ちゃんの目はどの程度見えているのでしょうか。
意外にも、赤ちゃんの視力の発達のために注意すべき点がたくさんあるのでご紹介していきます。
赤ちゃんの目の症状について
生まれた直後は、下記の状態を医師が確認します。
- 目の濁り (角膜混濁、水晶体混濁)
- 涙液量
- 充血
- 羞明
- 瞳孔径拡大 など
また、下記の症状には注意が必要です。
- 目の奥が白く見えたり、光って見えないか
- 目の大きさに違和感がないか (極端に黒目が大きい、極端に黒目が小さいなど)
- 視線が合うか
- 動くものを目で追いかけるか
- 目が小刻みに揺れていないか
- 極端にまぶしがっていないか
- 通常時でも涙や目やにが多く出ないか
- 片方の目を隠すと嫌がらないか
- 逆さまつげではないか (下まつげが内に向かって生えていないか)
- ものを見る時に目を細めていないか
- ものを見る時に首をかしげていないか
- まぶたが開きにくくないか
- 近くのものを見る時に目が内側に寄らないか
中でも、視覚の刺激を遮断してしまうことがあると「弱視」に繋がってしまいますので、よく普段の様子を見てあげることが大切です。
生まれた直後の検査や乳幼児健診の際に医師が確認する項目はありますが、日常生活で何かお気づきの点がありましたら、すぐに眼科を受診しましょう。
眼科で検査して子どもの視力に異常がないか確認することが非常に大切になります。
こちらのページで3歳児健診の重要性を書かせていただきました
→3歳児健診の重要性についてはこちら
ぜひチェックしてみてください!
参考:
注1)公益財団法人 日本眼科学会「病名から調べる 弱視」
お子様の視力は早期にチェックすることが大切ですね。 少しでも気になる点がありましたら、眼科でご相談してみてはいかがでしょうか。
(2022.3.2 更新)