赤ちゃんの目やにが多い時に考えられる症状

「目やに」は、眼科用語で「眼脂」といいます。
眼脂は、眼の表面の角膜を覆っている涙の中のムチンという成分を主とする粘液に、ほこりや老廃物などが混ざったもので出来ています。

眼脂は、基本的に、まばたきをすると目尻から目頭の方へ移動し、涙点から流れ出ていきます。そのため、目頭に眼脂が溜まりやすいです。
よって、睡眠中はまばたきをしませんので、起床時には目頭以外にも眼脂が溜まっていることがあります。
また、特に症状がない時にも眼脂は出ますが、細菌やウイルス、アレルギー物質などが入った時にも出ます。
赤ちゃんは、通常時でも多く出ることもあります。
しかし、眼脂の量が多過ぎて取り除ききれない場合や取り除いてもすぐに再度溜まってしまう場合は病的な原因がある可能性も考えられます。
また、充血や涙が多過ぎる場合にも注意が必要です。


涙は目頭にある涙点から鼻の奥へ流れます。この涙の通り道のことを「鼻涙管」といいます。赤ちゃんは、鼻涙管が狭くなっていたり、詰まっていることがよくあります。そのため、涙が溜まりやすく、眼脂の原因になります。
よって、赤ちゃんはもともと眼脂が多く見られます。ほとんどの場合、特に問題ないケースが多いですが、眼脂の量や色など普段と違う症状が出たら、まずは眼科を受診しましょう。



普段と違う症状を見つけたら、すぐに眼科を受診することをおすすめします。

 

(2020.2.4 公開)