オルソケラトロジーで乱視は治りますか?

オルソケラトロジーは基本的に近視を矯正するための治療です。
しかし、オルソケラトロジーによって近視を矯正する過程で乱視も矯正された症例もあります。
また、オルソケラトロジーは目の表面の黒目部分(角膜)を矯正しているため、乱視が矯正された症例においては角膜乱視に対する矯正効果が認められたということになり、全ての乱視に矯正効果が見込めるわけではありません。
※目の中の水晶体の乱視は矯正できません。

オルソケラトロジーは、レンズによって角膜表面を平坦化させることで焦点を目の奥の網膜上に合わせることで近視を矯正しています。その平坦化させる際に角膜乱視によって歪曲した部分もある程度平坦化されているのではないかと考えられます。

強度乱視や不正乱視は矯正できない場合があります。

また、円錐角膜などの角膜疾患がある場合、オルソケラトロジー治療は不適応となります。

※疾患の診断、オルソケラトロジー治療の適応可否については眼科医にご相談ください。

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最近では、乱視に対応したオルソケラトロジーレンズも取扱いがあるようです。乱視でお困りの方はぜひ一度眼科にてご相談の上、適応検査を受けてみてはいかがでしょうか?

 

(2023.9.26 更新)